6月13日、14日と南紀・白浜に行ってきました。知り合いの社長さんが、うちの会社の保養所を一泊1000円で使っていいよ、と言ってくれたので、すぐその話に乗ったのです。
行ってみたら、想像したよりきれいな保養所で、家内と久しぶりの旅館生活を楽しみました。夕食は1500円、これまた安い! 食事の後、板前さんに 「ごちそうさま」 と言おうと思ったのですが、この言葉を出さず 「おいしかったです」 と言いました。これを聞いた板前さんはとても喜んで、「気に入っていただけましたか……」 と破顔一笑。
今年、2月から3月にかけて2週間ほどヨーロッパ旅行に行ってきました。そのとき、ウィーンで 「ごちそうさま」 はドイツ語でどのように言うのか、と聞いたところ、直訳はないけど 「おいしかったよ (schmeckt gut)」 と言うのだと教えてくれました。さっそくレストランに行ったとき、この言葉 「シュメクトグット」 を使ったら 「ダンケシェーン」 とうれしそうな返事がありました。
これを暖めておいて、「おいしかったよ」 を使ったのですが、どうもこちらのほうが相手の感性をくすぐるようです。
これからは、この言葉 「おいしかったよ」 を使うようにしよう。 シュメクトグット!
2010年6月15日 矢野隆己
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