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「爽やかさと笑顔がとりもつ人のこころのありよう
  

朝 玄関を出た処で、隣家の4歳の女の児から 「おはようございマシュ」 と可愛い挨拶を受けた。「おはようさん 上手にご挨拶が出来て賢いねぇ」 と応えて爽やかな朝の出発を迎えた。訪問先のエレベーターに乗り、途中階で降りる時に、他の同乗者に思わず 「お先に」 と自然発生的に挨拶の声が出た!
  
訪問先の目的課に歩く間にも、廊下を清掃するおばさんやおじさんとすれ違う度に、軽く頭を下げて 「いらっしゃいませ」 や 「おはようございます」 の挨拶を頂いた。すれ違う社員の方々も会釈する人、挨拶の声を出して迎えて下さる。なんと今日は爽やかデーであることか。目的の訪問課のドアの外に 「ご用の担当課の番号を押して下さい」 とある。
  
この段階で今までの爽快感が消滅した。成る程、経費節減や合理的で効率を考えての文明の利器の活用であろうことは理解するものの、この機械を介しての連絡手段には 「こころ」 が感じられない。それなら掃除スタッフの方や廊下をすれ違う社員の来訪者に対する 「おもてなしの応対」 は別次元の 「躾」 だけのものだろうか? 
  
連絡電話をなくしてデスクワークの社員が、ほんの一瞬の笑顔での取り次ぎ応対の姿勢にすることで、来訪者はどれほど迎え入れられる緊張が解け、本来の訪問目的に気持良く導かれる事が得られて、訪問の爽快感が助長され、商談への相乗効果が得られるもの、と思うのは私ひとりではないように思えるのだが……。

2010年9月16日 大谷 誠
  


  

 
 
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