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「口は禍(わざわい)の元
  

何気なく悪気は無いのだが、よく口をついて出て来る挨拶の話法に 『ついで』 と表現してしまう事がよくある。実はこの 「ついで」 で取り返しのつかない大失敗を演じた事がある。
  
「つい其処まで来ましたのでついでに覗かせて頂きました」この言葉を言い終わるか終わらないうちに 「ついでに来るなら もう来るなぁ!」 と取り付くしまのも無く、門前払いを喰った苦い経験がある。
  
恐らく応対に出て下さったお得意様ご自身の虫の居所が、相当最悪の間合いの最中にお声かけをしてしまったのがそもそもであったことは、其の後のお詫び訪問で訪問先の奥様から伺った。昔から 「口は禍(わざわい)の元」 と訊き教わった事であるが、氣の緩みか?
  
馴れ馴れしさが禍と成ったものか? まさに取り返しのつかない失態である。またこんな失敗事例も、「今度伺う時にお持ちします」 と約束しておいて、その今度の訪問の時にも忘れたまま訪問してしまったり、「私の宿題にして下さい」 と辞して次回の訪問時に其の宿題の回答をせずに終わった事など、無責任・怠慢・信用と信頼を著しく欠く繰り返しで 「出入り禁止」 の憂き目に遭うなどは 「自業自得」 以外の何ものでもない。
  
商いはコツコツと小さな事の積み重ね、されど信用失墜は一瞬の取り返しのつかぬ大事である事を日々肝に銘じるが肝要である。

2010年11月15日 大谷 誠
  


  

 
 
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