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「営業冥利
  

昨今 無作為に個別営業訪問にお伺いするのは、初動の営業訪問活動では法規制や諸々の諸般の情勢から皆無に近い状況で規制されているが、既納先(お得意様)へのアフターケアや、新規情報の収集には避けて通れない必須手法で、今も此れからも代替・新規購入の掘り起こし手法として現存している。

『先々(さきざき)の時計になれや小商人(こあきんど)』 と言う格言がある。
  
江戸時代から昭和の後半まで行商人の 「商いの教え」 として言い伝えられたもので、其の行商人が或る商域を商いに廻る時間帯を、其の地域毎の住民が 「あのひとが廻って来たら○○時である」 と時刻を覚(さと)って中(あ)てにされたもので、ことほど左様に商いに廻るサイクルを、住民が時計の代りに覚ってもらえれば、業種の如何に拘らず其れはもう定着したと言えるものである。
  
行商(営業)に廻る時間帯はそれ程大切であり且つ重要なのである。
  
つまりは 相手が予期して待ってくれる状況を、日頃の営業活動の失敗の積み重ねから、自らが会得して工夫を凝らしてこそ 「あてにされる」 存在が既成されるのである。此れとは逆に行商人が、己の勝手都合だけで行動したのでは、相手(顧客)にも意識して貰えるずに見過ごされてしまい、商い(成果)には繋がらないも道理である。

2010年11月15日 大谷 誠
  


  

 
 
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