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「乱れる応対
  

或る企業へ訪問した。訪ねる担当者の名を告げると、応対に出た女子社員が 「一寸待って貰っていいですか?」 と言う。可笑しな受け応えの日本語ではないか?
   
正しくは 「少々お待ち下さいませ」 でいいのでは?
  
そう言えば昼食を摂りに入ったファミレスの女店員も、入店するやいなや 「お一人ですか?」 と応対し、席に案内されて 「サービスランチ」 を注文したのに応えて 「○○円のサービスランチおひとつでいいですか?」 と周囲に聞こえるように声高で確認するに及んでは赤面しきりで恥ずかしい限り。
  
其の時々の状況判断と顧客の誇りをおもんばかった応酬話法がありそうなもので、ウエイトレスや社員の接客マニュアルを、全ての顧客に万能化させる飲食店や会社内の教育や指導に問題があるわけで、「サービスランチ以外にもっと注文しろ!」 と迫っているようでもあり、第一、割安のサービスランチで済まそうとしている顧客の誇りをないがしろにする画一的接客話法は如何なものであろうか?
  
友達との会話に 「ウソォー」 と驚嘆する否定会話とか、「マジデェー」 などの日常会話から敬語会話を含む社用会話へのケジメと切り替えが容易に出来ずに錯綜(さくそう)する言葉の乱れは嘆かわしい日常ではなかろうか?

2010年11月16日 大谷 誠
  


  

 
 
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