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「素直で謙虚な日本人は何処へ行ってしまったのか?
  
〈ありがとうの言葉を忘れてしまった日本人は何処へ行ってしまったのだろう?〉
  

歩道上で対向から歩いて来た20歳前後(女性)の二人連れが私と目が合って「○○ホール何処ですか?」と聞いて来たので 丁寧に教えて差し上げたら 「あァそう!」 と 「礼」 も述べずに立ち去った。これが今流の世代か? と唖然(あぜん)とする。
   
また或る時 市街地の対向二車線道路で、相手車が進行して来た道路の左側に違法駐車車輌があったので、此方(こちら)は氣を利かせて先に相手車(40歳前後の女性運転手)を進行させてやろうと手前で停めて、手信号を送って合図したら、「礼」 の会釈を送るでなし其の侭通り過ぎて行ってしまった。
  
これらの出来事は日常茶飯事で、日本人のモラルも地に落ちたもので実に嘆かわしい限りである。子供の頃から、ひとさまに 「モノ」 を戴いたら 「ありがとう」 の感謝の言葉を述べる 「術(すべ)」 を日常の子育て段階で親から子に教え 「しこむ」 のが親の 「つとめ」 であった。
  
ご近所の方と出会ったら 「こんにちは」 とか 「おはようございます」 等の挨拶を交わすのが常識と言う 「道徳心」 を親が子に 「躾(しつけ)」 て゛教えたものが社会との係り(かかわり)の中で培われ(つちか)てきたものが、当世は幼児から親が叱責されるような過った風潮が常態化しているようでは、日本国が廃れてしまうのではと憂い(うれ)てしまう。

2010年12月25日 大谷 誠
  

    

  

 
 
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