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【緊張と緩和】

    
褄先で扇風機の釦を操ってみたり、両手が塞がっていて、ついお尻でドアーを押し開けたり 又 キャスター付きの椅子に座った儘で移動させたりする事は誰しも日常茶飯事で、何気なく行う動作の中に、気楽さと馴れが同居した居心地の良い空間で、気の休まる動きを助長させて、公私の隔てなく仕事を効率よくはかどらせる何気ない所作ででもある。これが 「こころのほぐれの所作」 とでも言おうか。
   
人間 誰しも四六時中緊張し続けては居られないのも事実で、「緊張と緩和」 は気持ちの持ち様で、其の節目節目を臨機応変に切り替えが出来れば非難の対象の他で有るのだが、往々にして概ねの人が其の切り替えが緩慢になり、ボロを出す羽目になる事がえてして多いものである。
   
第三者的に観た時には、何とナマクラでダレた光景に映ることであろうか?
    
人間は 「馴れる」 「諦める」 「忘れる」 の三大特質を全ての人が持ち合わせている。
    
常日頃から基本に忠実な立ち居振る舞いを心掛けて望んで対処し、行動をしていれば難無く通過できる所作である。
    
完璧を万人に望んでも不可能に近い。 日頃の行ないが自分を光らせて映す自分自身への 「躾の基本」 であることを何とか弁えたいものである。


2011年8月20日 大谷 誠
   


   

 

 
 
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