商いの語源は 「秋、行なう」 だと言う。昔、秋に成ると、収穫されたお米を中心に、各地の市で物々交換が行なわれていました。その 「秋、行なう」 が転訛して 「商う」 になったと言われます。しかし実感としては 「商う」 は 「飽きない」、つまり飽きずにやり続けることが 「商い」 になったものだと言われて久しい語源でもある。
思うように成果に繋がらない日々が延々と続く時もおうおうにしてある、自分にはこの仕事が向いていないとか、他にもっと気持ちの負担の少ない今より楽な仕事があるはずではと、精神的にマイナス思考に陥りがちで、成果を順調に伸ばす人を羨んだり、ヤッカむふしが良くあるもので、プラス思考に転じて仕事の取り組み姿勢とか、下準備で成績を伸ばしている人を 「真似てみる」 ことはとても重要なポイントであり、自分の行動や姿勢を矯正する事のできる最高のチャンスと考えることです。
ユーザーにお届けするパンフに 「見出し」 を貼り付けてみるとか、性能一覧表を拡大コピーしてマーカーペンでポイント部分や、対抗社のパンフを事前に手に入れて比較表を自作してユーザーが見やすい様に編集して、お客様側本位の目線に成ることを心掛けるだけでも反応は必ず手応えとなって返ってくるものです。
単調であてがいブチの既成のものだけを活用するのでなく、自分なりの一手間かけるお客様の側目線で変化と工夫を心掛ければ、お客様の反応加減が自分自身の小さな衝動刺激に変わって仕事にリズムが加速されること請け合いである。
飽きずにやり続けてこそ 「商い」 の本道である。
2011年9月20日 大谷 誠
|