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約束は信頼を築き、信用を助長する弁え

 古くは 「ポケットベル」、現在なら携帯電話と言う誠に重宝な伝達道具が普及しているにも係わらず、人間としての常識と自覚に大きく欠落した 「御人(ごじん)」 が多いことか。
  お得意先と事前に商談のお約束していて、時間的に余裕をもって出発しても、移動途中で事故や渋滞に巻き込まれて遅れてお伺いする事が、昨今の交通状況ではよく有ることで、其の対応姿勢に大きく分けて二通りの行動が見受けられる。
  少しくらい遅れるのは、到着後言葉で釈明して詫びればいい・・・と軽く判断する人と、例え1分でも遅れると予想されるときは、その段階で事前に 「お詫びのお断り」 を入れ了解をとる人の場合の2種類である。
  お得意先との人間関係が、既に十分に構築されていたとしても、尚のことで、ましてや初めてお目にかかるお方には、絶対に 「遅刻」 などは言語道断の所業である。
  人間と人間が心を通わせて、会話を交わすとき、お互いが、お互いを「おもんぱかるこころ根」を失念しては、会って話を交わす以前に、信用と信頼を損ねてしまい 「商い」 などは論外で、今後二度とお目にかかれない・・・の覚悟を自覚しなければならない。
  世の中は、その全てが人間同士の事前の約束事から成り立ち、お互いが其の約束事を遵守してこそ成り立っているのが社会であることを、何を差し置いても弁えておかねばならない。

2012年1月24日 大谷 誠 


  


 
 
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