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『会社は社員のもの』

  「釣りバカ日誌」 のスーさんは、鈴木建設会長だった。映画の最終作に、全社員の前で退任の挨拶をする場面がある。
 「私は創業者であるが、会社は私のものではない。経営陣のものでもでもない。君たち社員のものだ」 と公言するシーンを観て感動した。
 このコメントと、思考を同じくする経営者の実践から、輝ける栄光の成果と、相互満足を継続する多くの企業集団が日本全国に点在している事実を 「日本でいちばん大切にしたい会社」(1版・2版・3版)著者坂本光司(あさ出版)から体感し改めて感激した。
 
  『会社経営とは5人に対する使命と責任がある』
 会社にはその5人に対する使命と責任を果たすための行動の事を、本当の 「経営」 と定義している。
1. 会社に所属している社員と、その社員を一生懸命支えている家族を幸せにする。(所属する組織に対する満足度が高く、帰属意識の高い社員でなければ、お客様が満足するような商品やサービスは到底提供できない)
2. 外注先・下請け企業の社員を幸せにする。(大手企業は外注先・下請け企業に互助の関係を堅持し続け、互恵の感謝を保つ)
3. 顧客を幸せにする。(商品を使う顧客側から、心底感謝される=満足感を得る)
4. 地域社会を幸せにし、活性化させる。(会社周辺の自然環境を尊重し、この町のシンボル・無くてはならない企業・大切にしたい会社であること)
5. 自然に生まれる株主(出資者)の幸せ。(物的なもの、株主配当といった現金的見返りの他に、心的なもの、出資先の社員、外注企業、顧客、地域住民等、かかわり合いのある全ての人々から、尊敬される企業であって欲しいという株主の願い)
 著者の拘りは執念にもまして以下のように力説するのです。
 会社経営は、1から5番の順番をたがえてはなりません。それはこの順番を踏まえて実践するからこそ、「正しい経営」 「偽りのない継続した経営」 が成り立つのです。 と。

2013年5月28日 大谷 誠 


  



 
 
 
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