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『声かけは名前で』

 「名前は土瓶の取っ手である 土瓶を動かすには、取っ手を持たねばならない」
 買い物や外食に出かけたりした時に、店員に何かを尋ねたい時がしばしばある。
 そんな場面で店員に 「あのーぅ」 「ちょと」 とか 「すいませんぇーん」 等と声かけをする。
 往々にしてこんな場面では、必要最小限の疑問点だけを問う場合が多い。そしてその場のしらけた雰囲気から、尋ねたい事のほんの一部分だけの確認で終わってしまい、100パーセントの満足感が得にくい場面がよくある。
 同じ尋ねるにしても、自分の思いを率直に且つ要領よく尋ねて理解するには、問いかけようとする時に、概ねの店員が胸に着けている 「名札」 から素早く相手の名前を読み込む様にすると、「○○さん」 と和やかに名指しで尋ねると、相手も仕事とは解っていても意外と親近感が沸き、比較的に砕けて打ち解けた雰囲気が醸し出され、此方の尋ねたい部分が解消し理解するのにとても効率的である。
 この術は特に職場で上下関係や性別の隔てなく、融和と意思の疎通が迅速化され効率的で仕事の合理性を高める術に最適である。
 馴れ馴れしく相手の姓名の頭文字一字を総称しての 「Oちゃん」 とか、横柄に姓名を呼び捨てに呼んでみたり、女性には下の名前の 「K子ちゃん」 等と呼んでいる職場をよく観る事がよくある。
 親友や友達感覚か、はたまた呑み屋での延長線上の呼称表現は、傍目にも極めて見苦しい事を弁えなければならない。

2013年6月4日 大谷 誠 


  



 
 
 
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