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《何故働くのか》

基本的に人間は怠け者である。だから何とか怠けて 「おあし」 が稼げないものか?と、何人も日々悩むもので、隙あらば・・・その機を伺っている。
然し 「働かざるもの食うべからず」 の喩えは、現在も立派に生きている。
人間の煩悩は、百八つもあると言われている。中でも 「欲望」 「怒り」 「愚痴」 の三つは、卑しい心、つまり人間を苦しめる煩悩の最たるもので、心に絡み(からみ)付いて離れず、取り払おうとしても、中々拭い(ぬぐい)去ることが難しい。
お釈迦様は、この三つを 「三毒(さんどく)」 と呼ばれ、人間を誤った行動に導く諸悪の根源とされています。お釈迦様が悟りに至る修行と定めた 「六波羅蜜(ろくはらみつ)」 という六つの修行があって、その中の一つに 「精進」 とは邪念を捨て、まさに懸命に働く 「一心不乱に没頭する (励む) 」 とあります。
そこで仕事への考えを大きく勇気と覚悟を以って変えてみることが一番で、古い喩えで 「惚れて通えば千里も一里」 つまり仕事に惚れる、好きになると夢中になれるもので、ひたむきに働くことは 「万病に効く薬」 と解釈すれば、あらゆる試練を克服し、人生を好転させてくれる事ができる、「妙薬(みょうやく)(すばらしい薬)」 だと理解し易いと思う。
今の自分の仕事に、もっと前向きに、できれば 「無我夢中」 になるまで打ち込んでやり続ければ(継続)、必ず苦難や挫折を克服でき、今までに想像もしなかった様な、新しい未来が開けてくる実例が、自動車営業一筋の 「売り子馬鹿」 が其の証として、お客様に生かされ続けて41年、今日只今である。

参考文献 書籍 「働き方」 著者 稲盛和夫氏 出版元 三笠書房 から引用させて頂きました。

2014年6月28日 大谷 誠 


  

動物に擬せられた三毒(画像中央)。
鳥は貪、蛇は瞋、豚は癡の象徴である。


 
 
 
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