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《残暑お見舞い申し上げます》

 


今年もお盆が巡って参りました。
戦後71年目のお盆で、市井(しせい)(世間)では8月8日の午後に、天皇陛下が82歳を超えての執務に、ご自身が老齢から来るあやまちを体感されての経過を切実に自らを省みて「生前退位」をほのめかされるお言葉を、自らの声で国民に訴え、話しかける放送がありました。
拝聴していて、天皇陛下もひとりの人間として我々と同じように切実な思いから、現役引退を
真摯にお感じになり、今後の行く末を真剣に皇后陛下と、人間天皇として夫婦(美智子さま)とも真剣に向き合われ、話し合われた経過の中での所信表明をされたもので、今までに先例の無い、今後への対処をも見据えて勇気をもって国民に謙虚に(正直に)お話になられたものでありました。
全ての生きとし生きるもの、人間も限りある寿命をもつて今日在ることへの、覚悟の表れであるように感じ取れました。
ゆくゆくの、天皇「崩御」の節には、皇室の「喪に服する」儀式が「おかくれ」の後に2年も続く各種行事が連なってあり、それらの進行行事には、皇族ご親族全てが連帯して執り行わなければならない、世情で言うところの「皇室典範」という「しがらみ」から離れることは適わず、かけてくわえて「崩御」と同時に「皇位継承儀式」が並行して執り行うと決められている・・・と 活字報道で知りました。
昭和から平成に元号が変わる、先の昭和天皇崩御(昭和64年1月)から今年は数えて28年目にあたる訳で、現平成天皇陛下は、過去に其の皇位継承を含め、喪に服する諸行事を自らが体験されてこられていることを想うに、尚一層皇族親族と其の関係者を「おもんばかって」てのご決断であったと想像することは、至極(ご親族だけのつらさ以外にも、天皇崩御により、国民生活や経済停滞をも含めて)何と人間天皇としてのこころの奥深さを痛切に感じ入る、おもんばかった自覚と覚悟のご意志決断表明で有ったように感じられる。何と慈悲(周囲をおもんばかり、優しくいたわる心根の表れ)深いお方であろうかと痛感しきりであります。

平成28年8月11日 大谷 誠  

 


  
『あかね飛び 季節を秋へ 招き入れ』 駄作


 
 
 
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