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《時の経つのが早すぎる》

       

我々中年を過ぎた年代間での会話の中で、頻繁(ひんぱん)に出て来る話題の中に「何か此の頃一日、一週間、一ヶ月、一年があっと言う間に過ぎて行く様に感じる」と異口同音に交わされる。
ご多聞(たぶん)に漏れず筆者もそう感じる一人であったが、「一寸待てよ、本当にそうなのかなぁー?」の疑問が湧いてきて、或る時知人の知己(ちき)を頼って神経学講座に潜り込んで見たら、講師曰く、「それはあなたが新しい発見をしていないからかもしれません」と応えてくれた。
そして具体的な説明を求めると、応えて曰く、 米スタンフォード大学の神経学者デイヴィッド・イーグルマン博士が説く内容では、時間間隔は一定ではなく、脳が処理する情報量に依るもので、脳が処理するべき情報が多ければ多い程、それを理解するのに、より多くの時間がかかる為、体感時間が長く感じられると説く。
毎日同じ時間に起き、毎日同じ道を通り、毎日同じ様な仕事をする生活をしていると、脳が処理する情報が少なくなり、時間があっという間過ぎて行く様になる。『どんどん早く感じる時間の流れを、少しでも充実したものにする為には、【新たな刺激を脳に与える必要があって】 例えば何時もより一時間早く起きて本を読んでみるとか、何時も降りる駅を一駅手前で降りて帰ってみるとかすると、今迄見落としていた新たな発見があるかもしれない。

脳に与える刺激をあなた自身で作り出し、今以上に充実した時間を手に入れる事で 一日、一週間、一ヶ月、一年が大きな変化と情報能力に刺激を受けた脳が活性化されて、全く今までと違った時の流れの変化が倍加され「時の流れが速すぎる」・・・とは真逆の大変化が生まれるはずである。と 
つまり 毎日の生活と習慣に自分なりの時間と行動の変化を取り入れる事で 冒頭の年代間の会話とは真逆の表現変化を伝える関心を呼び込む話題提供ができる事を現実のものとしたいものである。
変化は与えられたり、強制されるものでは無く、自らの自覚から、自主的行動変化で生み出すものである。 生まれ変わって、脳にまだまだこれから・・・の刺激を与えてみよう・・・。

平成30年3月8日 大谷 誠  

 




 
 
 
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