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《嘆かわしい現実》

       

リフォーム会社へ、拙宅の台所の流しの蛇口交換(普通の水道水と、給湯器から温水も切り替え操作で出せるドレーコック)を頼んだ営業担当者に、その器具の打ち合わせがしたくて、電話を入れた時の珍事である。
「営業の牧野さんお願いします」と申し出ると、電話着信を受けた女性事務員が、応えて曰く「はい 牧野さんがいらっしゃいますので、代わりましょうか・・・?」思わず電話を入れた自分の耳を疑う様な会話の応対に、ビックリポンである。
今時こんな会話応対をする 社員がいるのか・・・?
少なくとも、「はい お電話ありがとうございます。只今 牧野が在席して居りますので、直ぐに代わらせて戴きます…少々お待ち下さいませ」 位の常識ある応酬話法が話せなくて、事務職が務まるか?
いろは の 「い」が 話せなくて、よくお給料が戴けるものだ!
自社のスタッフに、着信の取次をする時に「牧野さんがいらっしゃいますので・・・」は そんな応酬話法をどこで教わったのか? 自社で事務所スタッフに、尊敬語のつもりで、電話の応対言葉を吐いたのか・・・?
今の若年世代は、スマートフォンを持っていない人を探すのが希(まれ)なほどで、歩いていようが、公共交通機関の中であろうが、スマートフォンの画面を見るのに熱中して居て、歩道上でも、うかうかすると行きかう度に、ぶつかりそうになる事もしばしば な ご時世である。
画面を読み下す(くだす)能力や、情報を得る知恵は抜群の能力機能を発揮するが、対外的に、電話で第三者の人間と会話する等の機会は「ゼロ」と言っても過言(かごん)でないのか・・・?。
その実証が、前述の応酬話法に、全て露見(ろけん)しているではないか。勤務先などの固定電話での日常
会話が満足に出来ない世代が広がってきている、実に嘆かわしい現実がある。

平成30年8月21日 大谷 誠  

 




 
 
 
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